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SOCIE

在野の社会学研究者による尽きなく生きることの社会学

貫成人「哲学マップ」

哲学マップ (ちくま新書)(2004/07/06)貫成人商品詳細を見る ・全体をマップ化することの効能 私が社会思想系の大学院に入ったとき、一番驚いたことは、「先輩たちはそれほど本を読んでいない」ということだった。 もちろん私に比べればみんな博識で古今東西…

九鬼周造「偶然性の問題」

偶然性の問題 (岩波文庫)(2012/11/17)九鬼 周造商品詳細を見る ・なぜ現代において九鬼周造が必要なのか? 原発問題やリーマンショック事件を皮切りに「リスク計算」という問題が注目を浴びている。それと同時に、ビジネスにおいては、ビッグデータが活用さ…

國分功一郎「ドゥルーズの哲学原理」

ドゥルーズの哲学原理 (岩波現代全書)(2013/06/19)國分 功一郎商品詳細を見る ・これは解説本の神様じゃないか 思想家とか学者とかの難しい本を読むとき、わたしは素直に解説本から読むようにしている。 難しい本を無理やり読んでも理解に時間がかかるだけだ…

イアン・ハッキング「偶然を飼いならす」

偶然を飼いならす―統計学と第二次科学革命(1999/06)イアン・ハッキング商品詳細を見る ・社会は「偶然」をいかに処理してきたか? 人間社会は偶然が大好きで、同時に大嫌いである。人との出会いにしろ、人生のライフプランにしろ、まったく偶然が介入しない…

エドワード・S・リード「経験のための戦い」

経験のための戦い―情報の生態学から社会哲学へ(2010/03/31)エドワード・S. リード商品詳細を見る ・一次的な経験と二次的な情報の戦い ロジカル人間が現場主義人間に敗北する、というストーリーは現代の十八番になっている。最近では「半沢直樹」でもそんな…

中村雄二郎「共通感覚論」

共通感覚論 (岩波現代文庫―学術)(2000/01/14)中村 雄二郎商品詳細を見る ・学術界の「8対2」の法則 昔、博士課程の先輩にきいた話だけれど、学術界にもいわゆる「働きアリの法則」が成り立つらしい。「働きアリの法則」とは、ビジネス界でやたら引き合いに…